解決事例95
歩行中の死亡事故。死亡慰謝料等の増額により、賠償金額が約2900万円得ることができた事例
| 事故態様① (被害者 対 加害者) |
歩行者対車 |
|---|---|
| 争点 | 示談交渉 |
| 属性 | 栃木県・80代女性・無職(年金受給者) |
| 症例・受傷部位 | 多発外傷(事故当日に死亡) |
| 後遺障害等級・死亡事故 | 死亡事故 |
| 保険会社名 | ソニー損害保険株式会社 |
| 弁護士費用特約あり・なし | なし |
| 保険会社提示額 | 最終総損害額 | 増加額 |
|---|---|---|
| 2928万円 | 2928万円 |
※過失相殺前の認定金額です。
交通事故の状況
青信号の横断歩道を歩いていた80代の女性が、相手方車両にはねられて亡くなった事故です。
ご依頼内容
被害者様のご遺族はお一人暮らしで身動きが取れない方でしたので、ご親族の方が窓口となってご相談にいらっしゃいました。
インターネットで当事務所をお知りになり、ご家族を突然亡くされた中で、相手方保険会社との話し合いの進め方や、今後の手続の流れが分からないとのことでした。
弁護士費用特約はありませんでしたが、示談交渉をお任せいただくことになりました。
対応内容
受任後、必要書類の収集を進めながら、相手方保険会社の提示内容を精査しました。
当初の提示は、死亡慰謝料や葬儀費用において、低い賠償額にとどまっていました。当事務所では、葬儀・法要費用の実費、ご親族の付添費、戸籍等の取得費用、死後処置費用を請求し、傷害慰謝料や死亡慰謝料の増額も、裁判例を示して求めました。
被害者様が日頃からご親族と親しく交流し、お元気に暮らしていた生前の様子を伝え、高齢であることを理由に低く評価すべきではないとも主張しました。
逸失利益は年金額を基礎とする相手方保険会社の算定に沿うこととし、他の項目で適正な金額を求める方針で交渉を重ねました。
成果
交渉の結果、死亡慰謝料は遺族慰謝料を含め、裁判基準に沿った2500万円となり、付添費や文書料などの各費用も認められました。
賠償総額は約2928万円となり、訴訟を経ずに示談が成立しました。
高齢の被害者様の場合でも、生前の生活状況や裁判例を具体的に示すことで、適正な賠償につながることを示す事例となりました。
