解決事例6
年金支給開始前の被害者に対し、年金受給見込み額を請求した事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
単車対車 |
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事故態様② | 接触 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | 逸失利益 |
属性 | 栃木県・60代前半男性・会社員 |
後遺障害等級・死亡事故 | 死亡事故 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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3,000万円 | 4,700万円 | 1,700万円 |
交通事故の状況
バイクで直進中に左方より加害車両がきて接触したもの。
ご依頼内容
ご遺族の方としては、慰謝料、逸失利益に関し、きちんとした賠償を受けたいとの思いでご来所いただきました。
対応内容と成果
被害者の方は60代前半で、会社員だったため、会社員としての逸失利益、そして年金支給開始年齢未満の方ではありますが、年金受給見込み額を上乗せして交渉することになりました。 まず会社員の逸失利益は、被害者が事故より少し前に転職をしていたことなどから、弊所にてご勤務先と連絡を取り、必要な資料を集めました。
事故前年より転職後の方が年収が高くなる見込みであり、ご勤務先からいただいた資料をもとに年収を推測し、根拠づけて相手方保険会社に主張していきました。 結果として弊所介入から約3カ月で、死亡慰謝料は訴訟を提起した場合と同等、ご遺族の方にご満足いただける金額で示談ができました。
総括・コメント
一般的に弁護士が介入すると時間がかかることも多いのですが、本件では、逸失利益の面でも争点が多岐にわたっていたにもかかわらず、早期に示談をすることができ、弁護士としても非常に満足のできる解決を行うことができました。