解決事例５７
２回の被害事故で受傷し、後遺障害１４級認定となった例
| 事故態様① （被害者 対 加害者） |
車対車 |
|---|---|
| 事故態様② | 追突 |
| 事例の特徴 | 示談交渉 |
| 争点 | 後遺障害慰謝料 |
| 属性 | 栃木県・40代女性・会社員 |
| 症例・受傷部位 | 首から腰 |
| 後遺障害等級・死亡事故 | 14級 |
| 保険会社名 | チューリッヒ |
| 弁護士費用特約あり・なし | あり |
| 保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
|---|---|---|
| 604万円 |
交通事故の状況
依頼者様は２度立て続けに交通事故に遭われました。
どちらの事故も相手方運転者の不注意による追突事故で、車両の損害が大きいものでした。
被害者様はお怪我により子育てにも影響が出ており、今後どのように事故の対応をしていけばよいのかと不安に思われていらっしゃいました。
ご依頼内容
依頼者様は１回目の事故のあと病院にて行った交通事故無料相談会にお越しいただいたことがきっかけで契約となりました。
ご家族の方に交通事故に詳しい方がいらっしゃり、弁護士に依頼した方がいいよとアドバイスを受けてのご依頼でした。
１回目の事故の治療中に２回目の事故に遭われ、１事故目よりおよそ１年経過したところで症状固定となりました。
対応内容
被害者様は２度の事故により受傷された頚部と腰部のお痛みが残っており２つの事故をまとめて異時共同不法行為として後遺障害を申請することになりました。
医師の中には異時共同不法行為案件の後遺障害診断書の記載方法につき不慣れな先生も多いので、もれなく後遺障害診断書を記載いただけるように当事務所後遺障害スタッフにて病院に同行いたしました。
成果
後遺障害申請をした結果、無事１４級に認定となりました。
その後相手方保険会社と交渉し、依頼者様の事故後の生活への影響につき主張し、家事従事者としての休業損害・逸失利益を獲得することができました。
慰謝料も１回目の事故においては裁判基準満額、２回目の事故においては裁判基準に近い額にて示談することができました。
事故より症状固定まで１年かかり、依頼者様は長らく不安な時期を過ごされましたが、後遺障害認定後は相手方保険会社の協力もありどちらも２か月で示談が完了し、依頼者様へご報告差し上げた際には、大変お喜びいただくことができました。