解決事例27
後遺障害の申請からサポートを行い、12級が該当。1330万円の逸失利益を獲得した事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
単車対車 |
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事故態様② | 側面衝突 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | 逸失利益 |
属性 | 栃木県・20代男性・公務員 |
症例・受傷部位 | 上肢障害(手首) |
後遺障害等級・死亡事故 | 12級6号 |
保険会社名 | 全国共済農業協同組合連合会 |
弁護士費用特約あり・なし | なし |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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2103万円 |
交通事故の状況
依頼者様が片側二車線の左側を走行中、対向車線より右折してきた相手方車両と衝突。その衝撃で投げ飛ばされると、相手方車両のボンネットに乗り上げ、その後コンクリートに衝突し、受傷されました。
ご依頼内容
本件事故により、右手舟状骨折・右橈骨尺骨骨幹部骨折の怪我を負い、治療のサポートや後遺障害の申請をご希望とのことで、弊所にご相談いただきました。
対応内容
依頼者様よりお伺いした怪我の症状から手関節の可動域制限について後遺障害認定が考えられました。可動域制限については、その程度によって等級が大きく変わるため、後遺障害診断書作成・可動域の測定にあたっては、弊所スタッフが病院へ同行させていただきました。
また、作成された後遺障害診断書についても内容を精査し、不足となる部分について医師に追記を依頼しました。その結果、右手関節の機能障害について、12級6号の等級を獲得することができました。
成果
本件での主要な争点は逸失利益でした。依頼者様は公務員となり、減収なしとして争われる可能性もありましたが、右手関節の可動域制限が与える仕事への影響を主張しました。
また、逸失利益算出に係り使用する基礎収入についても、依頼者様が30歳未満の若年労働者であり、将来的に事故当時以上の年収を得られる可能性があることを主張しました。
その結果、基礎年収・労働能力喪失期間・労働能力喪失率について、裁判基準での認定となり、1330万円を獲得することができました。
その他の慰謝料・後遺障害慰謝料についても裁判基準に近い金額での示談となりました。示談交渉を開始してから1ヶ月弱と早期での解決となり、依頼者様にも大変満足いただけました。