解決事例77
事故による後遺症で農作業が困難となり、後遺障害14級が認定された事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
車対車 |
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事故態様② | 側面衝突 |
争点 | 逸失利益 |
属性 | 栃木県・40代女性・農業専従者 |
症例・受傷部位 | 首・肩・腰・骨盤 |
後遺障害等級・死亡事故 | 14級 |
保険会社名 | 全国労働者共済生活協同組合連合会 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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454万円 | 454万円 |
交通事故の状況
被害者様は、商業施設の近くにある交差点において、一時停止の標識を無視した相手方が飛び出し、出合い頭の衝突事故に遭われました。
ご依頼内容
被害者様は農業を営んでいる両親を手伝う専従者として働いておられ、事故の影響により首や足腰へのご負担がかかっており、今までのように農作業ができる状況ではなくなってしまいました。
重たい物を持つことや庭の草むしり等も制限するよう医師に言われ、日常生活に大きな支障が出ておられました。
過去にお子様の交通事故を当事務所が解決した経緯があり、今回はご紹介でご依頼をいただきました。
対応内容
半年ほど治療を受けられましたが、お痛みが残っており、相手方保険会社からの治療費の対応が終了した後も、被害者様は自費で通院を続けられていました。お怪我の状況について、担当弁護士が被害者様とお打ち合わせを行い、残っている症状について、後遺障害の申請を行う方針になりました。
当事務所の後遺障害専門スタッフが医師との診察に同行させていただき、お怪我の経緯を確認した上で、被害者様と一緒に症状について説明を行い、適切な認定が受けられるように医師に正しくお伝えし、後遺障害診断書を作成いただくサポートを行いました。
成果
後遺障害を申請した結果、首と腰の傷病について、後遺障害併合14級が認定されました。自賠責保険の結果をもとに、相手方保険会社へ賠償金を請求し、交渉に進みました。
当初、相手方保険会社としては後遺障害による逸失利益は3年であると主張していましたが、弁護士が何度も交渉を重ねた結果、5年と認められ、本来受けるべき利益を得ることができました。
また、事故に関するお怪我や後遺障害に対しての慰謝料についても、裁判基準と遜色ない金額で受け取ることができ、被害者様にご満足いただける金額で解決することができました。