解決事例73
初回の後遺障害申請結果は非該当だったが、異議申立てで14級が認定された事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
車対車 |
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事故態様② | 追突 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | 逸失利益 |
属性 | 栃木県・50代女性・会社員 |
症例・受傷部位 | 頸椎捻挫、両肩関節捻挫、胸椎捻挫、腰椎捻挫 |
後遺障害等級・死亡事故 | 14級 |
保険会社名 | セゾン自動車火災保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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483万円 |
交通事故の状況
夕方、通勤の帰り道に後方車両より追突され、首や腰などに捻挫のお怪我をされました。
ご依頼内容
依頼者様は、事故の影響で、今まで当たり前に出来ていた仕事での細かい作業、洗濯物や食器洗いやスマホの操作など、生活のあらゆる場面で体が思うように動かせないようになってしまい、お困りのご様子でした。
大好きだった趣味の登山にも行けなくなってしまい、ストレスを感じてらっしゃいました。今回の事故について、相手方保険会社との交渉を任せたいとのことで、当事務所にご依頼いただきました。
対応内容
お怪我のお痛みが残存しているご様子だったので、弁護士は後遺障害の申請を行ったほうがよいと考えました。そのため、当事務所の後遺障害専門スタッフが病院へ同行し、適切な診断書を作成いただけるようサポートいたいました。
初回の後遺障害申請では、残念ながら非該当の結果となりましたが、お怪我の状況がきちんと評価されていない状況であったため、異議申立て申請を行うことにしました。担当弁護士と後遺障害専門スタッフが協力し、事故状況を踏まえ、意見書を作成し、それを添付の上、異議申立て申請を行いました。
成果
後遺障害について異議申立てを行ったところ、将来的にも症状の回復が困難とされ、14級が認められました。その結果をもとに、相手方保険会社に対し、賠償金の請求を行いました。
依頼者様は仕事や家事に支障が出ているとして、休業損害や逸失利益が認められました。また、慰謝料について、弁護士が裁判に基づく高い水準の金額で交渉したところ、裁判基準に近い賠償金を獲得し、示談することができました。
今回、当事務所に依頼いただいたことで、適切な申立てにより後遺障害が認定され、本来得られるはずの賠償金を獲得し、依頼者様の利益を守ることができました。