解決事例55
治療期間の延長交渉の結果、治療を継続できたことで後遺障害14級に認定された事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
車対車 |
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事故態様② | 追突 |
事例の特徴 | 訴訟 |
争点 | 逸失利益 |
属性 | 栃木県・40代男性・会社員 |
症例・受傷部位 | 頚椎捻挫、両肩関節捻挫、胸椎捻挫、腰椎捻挫 |
後遺障害等級・死亡事故 | 14級 |
保険会社名 | 三井住友海上火災保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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510万円 |
交通事故の状況
被害者様が信号待ちで停車していたところ、相手方車両が時速50キロの状態で追突してきました。被害者様の車両は前方の車両へと押し出され、さらにその前の車にも波及し、4台が絡む玉突きの事故でした。被害者様のお車の修理費は240万円ほどの大きな事故でした。
ご依頼内容
事故から1カ月ほど経過した頃、弊所を紹介されたとのことでご相談に来られました。
今後の治療のことや保険会社の対応についてご相談され、ご依頼いただきました。
対応内容
ご依頼時は事故から1カ月ほどしか経過していなかったこともあり、まずは治療に専念していただきました。治療を継続する中で、度々保険会社から治療費対応終了の打診がありましたが、被害者様の怪我の状況を伝え、治療期間の延長を交渉しました。治療期間の延長を認めてもらえたことで被害者様にはご希望の時期まで費用のご負担なく治療をしていただくことができました。治療を継続したものの首や肩、腰に疼痛が残存しておりましたので、後遺障害申請のご案内をし、申請のサポート行いました。
成果
治療を継続し、症状固定時に弊所後遺障害専門スタッフが病院に同行するなど後遺障害申請のサポートを行った結果、併合14級に認定されました。その結果をもとに相手保険会社と交渉を行い、逸失利益については満額で認めていただきました。また、後遺障害慰謝料、傷害慰謝料についても裁判基準に近い金額で認められ、被害者様にもご満足いただける高い賠償金を獲得することができました。