解決事例33
頚部の受傷後の耳鳴りの症状について、被害者様にご通院をお勧めし、後遺障害等級14級相当が下りた事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
車対車 |
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事故態様② | 追突 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | その他 |
属性 | 栃木県・40代女性・派遣社員 |
症例・受傷部位 | 首、背中、腰 |
後遺障害等級・死亡事故 | 14級相当 |
保険会社名 | 損害保険ジャパン株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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293万円 |
交通事故の状況
被害者様が片側一車線道路を走行中、相手方運転車両が被害者様運転車両を追い越そうとしたものの、対向車線から車両が来たため、避けようと左にハンドルを切ったことで、自車を被害者様運転車両に衝突させました。
ご依頼内容
被害者様は本件事故から約1ヶ月後にご相談に来られ、相手方保険会社と日中やり取りできないことに不安を感じられ、また相手方保険会社からの連絡が少ないことを不満に思われていたため、当事務所へご依頼となりました。
ご相談の際はむちうちの症状だけではなく、耳鳴りの症状もおありだったため、耳鼻科への継続的なご通院をお勧めしました。
対応内容
ご相談後は、被害者様には治療に専念いただくべく、すぐに相手方保険会社との間に入りました。ただ、相手方保険会社からは耳鼻科の治療費について一括対応を拒否され、整形外科についても事故から約3ヶ月で一括対応を終了とする旨を言われました。
被害者様は一括対応が終了した後もお痛みや常に耳鳴りの症状等が残っていたため、自賠責保険への被害者請求を行うこととなり、引き続き治療を継続いただきました。
事故に遭われてから約半年経った後、整形外科と耳鼻科での傷病について症状固定になり、自賠責保険へ傷害部分と後遺障害の請求を行いました。
成果
自賠責保険へ被害者請求を行った結果、治療費等を受け取ることができ、耳鳴りの症状は後遺障害14級相当と判断されました。
自賠責保険の判断をもとに賠償金を算定し、相手方保険会社と交渉を行い、傷害・後遺障害慰謝料と逸失利益を得ることができました。
相手方保険会社からは当初耳鼻科の治療費の対応を拒否され、整形外科の治療費も早期に一括対応を終了すると言われ、被害者様はお痛みも耳鳴りの症状も残っており、とてもお辛いご様子でしたが、否認された治療費等を受け取られ、事故に遭われてから約1ヶ月後にご通院された耳鳴りの症状については後遺障害14級相当と認定されたため、被害者様には大変お喜びいただける解決となりました。