解決事例29
後遺障害初回申請は非該当となったが、異議申立て申請で後遺障害14級が下りた事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
車対車 |
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事故態様② | 追突 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | その他 |
属性 | 栃木県・40代男性・会社員 |
症例・受傷部位 | 首・両肩・背部・腰 |
後遺障害等級・死亡事故 | 14級 |
保険会社名 | AIG損害保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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432万円 |
交通事故の状況
依頼者様は赤信号で停車中、後続車に追突されました。
ご依頼内容
依頼者様は事故に遭われてから約半月後にご相談に来られ、しばらくは治療に専念いただきました。依頼者様には当事務所からも定期的にご連絡差し上げ、治療経過等を伺うなど、治療経過のサポートを行いました。
事故から約半年経った頃に、相手方保険会社から治療費の一括対応を終了するとの連絡があり、当事務所で本格的に交渉を進めることとなりました。
対応内容
事故後の治療によりお痛みが軽減している部位もありましたが、依頼者様としては背中から腰にかけてのお痛みは事故から半年経っても強く残っているとのことでしたので、後遺障害申請を行うこととなりました。
当事務所スタッフが依頼者様のご通院先の病院に同行させていただき、後遺障害診断書を医師に書いていただきました。
その後、後遺障害の初回の申請をしたところ、結果としては、非該当と判断されました。依頼者様へ異議申立て申請をされるかどうかご意向をお伺いし、症状固定後も自費でご通院を継続されているとのことでしたので、異議申立て申請を行うことになりました。
すぐ異議申立て申請は行わず、引き続きご通院いただだき、症状固定後もお痛みが残っていて通院を続けていたという根拠資料として、病院へ意見書を取り付け、ご通院記録や現在の症状について記載いただきました。
成果
後遺障害異議申立て申請の結果、後遺障害14級が下りました。
認定が下りた後は、賠償額を算定し、相手方保険会社との示談交渉を行いました。主な争点は傷害慰謝料と後遺障害慰謝料でしたが、双方とも訴訟提起した場合と変わらない金額で示談することができました。
後遺障害初回申請で非該当と判断されたことから、依頼者様はとても残念がられておりましたが、異議申立て申請によって後遺障害14級が下りたことで安堵されたご様子で、示談金の額にもご満足いただけました。