解決事例28
異議申立で後遺障害の等級14級を獲得。最終的に約420万円の賠償金を獲得した事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
車対車 |
---|---|
事故態様② | 側面衝突 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | その他 |
属性 | 栃木県・40代男性・会社員 |
症例・受傷部位 | 首・肩の障害 |
後遺障害等級・死亡事故 | 14級9号 |
保険会社名 | 損害保険ジャパン株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | なし |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
---|---|---|
421万円 |
交通事故の状況
依頼者様が優先道路を走行中に、左方より一時停止を無視して交差点に進入してきた車に前方左側面を衝突され、受傷されました。
ご依頼内容
事故から半年経過となる頃に、適切な賠償を受けたいとのことで、ご相談いただきました。
対応内容
依頼者様よりお話をお伺いしたところ、修理費が200万円を超えるほどの大きな事故である点や依頼者様の怪我の経過より、後遺障害の等級14級が見込まれました。依頼者様は当初後遺障害の申請について、視野に入れておられませんでしたが、この点をご説明の上、後遺障害の申請よりサポートさせていただくこととなりました。
初回の申請こそは非該当となりましたが、依頼者様は症状固定後も自己負担で定期的に整形外科に通院を継続されており、症状の継続が主張できることから、異議申立を行うこととなりました。症状の継続の証明にあたっては、通院先の医師へ症状固定後の通院状況と症状継続の原因等についての所見を記載した書面の作成を依頼しました。また、加えて、依頼者様にも怪我により日常生活で支障がでている点について、書面の作成を依頼しました。これらを新たな証拠として、異議申立てを行った結果、頚椎捻挫の頚部痛及び左肩部痛について、14級9号が認定されました。
成果
後遺障害の等級結果が出た後に、直ちに賠償金について相手方保険会社と交渉を開始しました。その結果、慰謝料・後遺障害慰謝料・逸失利益について、裁判基準に近い形で示談することができました。最終的に約420万円の損害が認定され、交渉開始から10日ほどでの早期解決となりました。