解決事例22
パート主婦の休業損害について、具体的な支障を主張することで認められた事例
事故態様① (被害者 対 加害者) |
車対車 |
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事故態様② | 側面衝突 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | 休業損害 |
属性 | 栃木県・50代女性・パート |
症例・受傷部位 | 首・肩・手関節 |
後遺障害等級・死亡事故 | 14級9号 |
保険会社名 | ソニー損害保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | なし |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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541万円 |
交通事故の状況
信号機のない交差点で優先道路を依頼者様が走行中、左側から相手車両が一時不停止で出てきて衝突し、受傷されました。
ご依頼内容
事故から6か月が経ち、相手方保険会社より治療費打切りの連絡がきており、適切な賠償を受けたいとのことでご相談いただきました。
対応内容と成果
依頼者様にお話しを伺ったところ、治療を半年続けるも、残念ながら痛みが残存されているとのことでした。
治療の経過だけでなく、事故態様からも後遺障害の等級認定が見込まれるものと判断し、後遺障害の申請からサポートさせていただくこととしました。
認定に重要となる後遺障害診断書について、記載内容の確認等を行った結果、14級9号の等級の認定結果を獲得することができました。
本件の争点は主婦としての休業損害(主婦休損)、慰謝料、逸失利益でした。主婦休損については、相手方保険会社が通院先に医療照会を行ったところ、就労可能との回答があったとのことで、当初否認されましたが、本件事故の怪我により、家事や就労に与えた支障を具体的に主張することによって、主婦としての休業損害が認定されました。
また、慰謝料や逸失利益も裁判基準に近い金額で示談することができました。