解決事例63
そしゃく障害、開口障害について後遺障害10級に認定され、交渉により逸失利益を多く獲得した事例。
事故態様① (被害者 対 加害者) |
車対車 |
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事故態様② | 追突 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | 逸失利益 |
属性 | 栃木県・40代女性・兼業主婦 |
症例・受傷部位 | 右顎関節症、頚椎捻挫、腰椎捻挫、左大腿打撲傷、下顎打撲傷 |
後遺障害等級・死亡事故 | 10級3号 |
保険会社名 | 東京海上日動火災保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | なし |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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1681万円 |
交通事故の状況
依頼者様は直線道路で右折待ちをしていたところ、後続車に追突されました。
ご依頼内容
依頼者様は事故により受傷し、事故から3カ月経ったこと当事務所にご相談にいらっしゃいました。
頚椎と腰椎の捻挫に加え、事故直後から続いていた右顎関節部の痛みや関節雑音の症状が消失せず、検査を行った結果、右顎関節症と診断されました。
そのことで、ご心配があり、今後の治療や後遺障害申請についてご相談されました。
対応内容
顎関節症と診断されたことから、そしゃく障害や開口障害について、後遺障害が認定され得ると考えました。
まずは治療に専念していただき、必要な検査を受けていただくよう助言し、症状固定時には後遺障害専門スタッフが病院へ同行しました。
同行時には主治医の先生と後遺障害診断書の記載について協議をし、的確に記載いただくよう依頼しました。
成果
後遺障害申請を行った結果、右顎関節症に伴うそしゃく障害、開口障害について10級3号に認定されました。
依頼者様が一番、心配されていた顎の痛みやそしゃく障害について、適正に判断された結果となりました。
この結果をもとに相手保険会社と賠償金の交渉を行いました。
争点となっていた逸失利益において、依頼者様の症状固定後の仕事や生活への影響を説明し、裁判例を提示して交渉した結果、大幅に賠償金額を増額でき、依頼者様からも大変ご満足いただく解決ができました。