解決事例78
高次脳機能障害等の傷病を負い、後遺障害の申請サポートを行った結果、後遺障害3級に認定された事例
事故態様① | 歩行者対車 |
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事故態様② | その他の事故 |
事例の特徴 | |
争点 | その他 |
属性 | 栃木県・80代女性・無職 |
症例・受傷部位 | 頭・顔・左足 |
後遺障害等級・死亡事故 | 3級 |
保険会社名 | 損害保険ジャパン |
弁護士費用特約あり・なし | なし |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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3716万円 |
交通事故の状況
依頼者様が道路の反対側へ向かって歩いていたところ、左方からきた相手方車両が依頼者様と衝突した事故。
ご依頼内容
依頼者様は本件事故のお怪我によりご入院をされており、依頼者様のご家族からご相談をお受けしました。
ご家族は依頼者様に意識障害はないと思われていましたが、医師から高度意識障害があると診断されていたことから大変心配されており、退院後の生活についてもご不安に感じているご様子でした。
依頼者様のご容態が回復した頃に、当事務所へ正式にご依頼いただくことになりました。
対応内容
依頼者様はリハビリテーション病院へ転院し、当面の間は治療に専念いただきました。その間に当事務所では、相手方保険会社との対応とご家族へ依頼者様の治療経過等の確認を密に行いました。本件事故後から約半年が経ったころに、弁護士と依頼者様と当事務所の後遺障害専門スタッフで後遺障害申請についてお打ち合わせをし、高次脳機能障害の後遺障害として申請を行う方針となり、申請の準備を当事務所にて行いました。
申請にあたり、転院後の病院へお手紙で後遺障害診断書の作成をご依頼し、事故当初の意識障害について事故後救急搬送された病院へ当時の状況を書面で作成いただくようご依頼しました。依頼者様の日常生活で変わられたところを書面にするために、本件事故前をご家族に、本件事故後を退院後入所した介護施設の方に記入いただきました。
成果
後遺障害申請の結果、後遺障害3級の認定が下りました。
認定結果を踏まえて賠償金を算定し、今後の流れも含めてご家族と再度お打ち合わせを行いました。
相手方保険会社と何度も交渉をし、裁判で認定される金額と同程度の額が認められました。
依頼者様は本件事故により大変お辛い思いをされ、ご家族も心配や不安なお気持ちの中、当事務所へご依頼いただき、「想定以上の高額な賠償金を受け取れたことで依頼者様も不安なく過ごせる」とご家族からありがたいお言葉をいただきました。