解決事例72
横断歩道での巻き込み事故で入院介護が必要となり、後遺障害1級が認定された事例
事故態様① | 歩行者対車 |
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事故態様② | その他の事故 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | その他 |
属性 | 栃木県・80代女性・無職 |
症例・受傷部位 | 外傷性くも膜下出血、外傷性右橋出血、左大腿骨遠位部解放骨折、右第1趾基節骨・中節骨骨 |
後遺障害等級・死亡事故 | 1級 |
保険会社名 | 三井住友海上火災保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | なし |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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4047万円 |
交通事故の状況
被害者様が横断歩道を歩行中、右折車に巻き込まれ、大きなお怪我を負いました。事故の衝撃でくも膜下出血や大腿骨の骨折など、大きなお怪我を負い、意識障害も出てしまいました。
ご依頼内容
被害者様は一命はとりとめたものの、事故の影響により、歩くことや食べることをはじめとした日常生活を送るための行動に支障をきたす状況となりました。そのため事故後は退院できず、住み慣れた自宅を離れ、介護が必要な入院生活を送ることを余儀なくされてしまいました。 そんな時、ご親族より今後の対応をお願いしたいとのことで、当事務所にご依頼いただきました。
対応内容
お怪我により生活状況が大きく変化してしまったことを受け、弁護士が被害者様の事故に遭われる前の状況と事故後の症状を丁寧に調査し、後遺障害の申請を行うこととなりました。
病院やご親族に対して細かなヒアリングを行い、事故によって受けた被害について正確に把握するとともに、適切な後遺障害診断書を主治医に作成いただけるよう、後遺障害専門スタッフも加わり、サポートいたしました。
成果
当事務所にて後遺障害を申請した結果、事故により、受傷当初から意識障害が継続していることや、常時介護が必要な状況になってしまったことが認められ、1級1号が認定されました。
また、相手方保険会社に対し、被害者様の将来介護費や慰謝料、逸失利益を請求し、担当弁護士による粘り強い交渉の結果、必要な利益を獲得することができました。
突然の事故で、依頼者様も大変お困りのご様子でしたが、今回、当事務所に依頼いただいたことで、依頼者様にとってご納得のいく金額でのご示談することが出来ました。