事例068 高次脳機能障害7級4号 | 宇都宮交通事故弁護士

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解決事例68

高次脳機能障害として、後遺障害の申請からサポートし後遺障害等級7級を獲得した事例

事故態様① 自転車対車
事故態様② 接触
事例の特徴 示談交渉
争点 逸失利益
属性 栃木県・50代男性・会社員
症例・受傷部位 頭部(高次脳機能障害)
後遺障害等級・死亡事故 7級4号
保険会社名 三井住友海上火災保険
弁護士費用特約あり・なし あり
保険会社提示額 最終示談金額 増加額
5200万円

交通事故の状況

依頼者様は、自転車走行中、右折してきた車に衝突させられたため、自転車から転倒し、頭部を地面に打ちつけました。

ご依頼内容

依頼者様は、頭部の治療のため、しばらく入院をしていましたが、退院後も日常に支障をきたしていたことから、事故の賠償金額について、一度弁護士に相談しようと考え、弊所まで来所されました。相談後、賠償交渉全般について、弁護士への対応を希望されることになり、弊所が対応致しました。

対応内容

今回の事故態様、事故後の経過、相談時の症状等を確認したところ、弁護士としては、依頼者様に高次脳機能障害が後遺障害として認定され得ると考えました。
そこで、ご家族の方にも協力いただき、依頼者様の日常や仕事での支障について、書面として作成してもらいつつ、当事務所の後遺障害スタッフが病院に同行して医師と面談をしました。

医師に確認したところ、予想通り、頭部の外傷上の所見が明らかになっていたことに加えて、ご家族の方が指摘した日常の支障も説明が可能であるとの意見でした。
その後、弊所にて病院等から資料を取り付けた上で、後遺障害の申請を行い、賠償金額の交渉も行うこととしました。

成果

後遺障害の申請をしたところ、問題なく、高次脳機能障害として7級に認定されました。その後、弁護士が相手方と賠償交渉を行うことになり、予想される争点に対するこちら側の主張について、参考となりそうな部分を依頼者様から聞き取り、相手方にアピールしました。

高次脳機能障害は、自賠責の認定を受けていたとしても、認定等級自体が争われることも多いのですが、本件は、同等級を前提とした賠償交渉を行うことができました。
また、依頼者様の年齢等を踏まえた上で、事故前と事故後の定年退職後の職場復帰の可能性等にも言及することで、逸失利益についても増額することができました。

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