解決事例83
勤務中、スクーターで車と衝突。股関節への人工関節のそう入置換について、後遺障害10級が認定された事例
事故態様① | 単車対車 |
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事故態様② | 側面衝突 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | 休業損害 |
属性 | 栃木県・60代女性・会社員 |
症例・受傷部位 | 右大腿骨頚部骨折 |
後遺障害等級・死亡事故 | 10級 |
保険会社名 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | なし |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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1965万円 | 1965万円 |
交通事故の状況
依頼者様は、勤務中に信号のない交差点をスクーターで走行していたところ、出合い頭に車と衝突する事故に遭われました。事故の危険性が高い場所であったため、依頼者様は慎重に走行していましたが、一時停止後に急に発進してきた相手車両を回避できずに接触してしまいました。
ご依頼内容
この事故により、依頼者様は股関節を骨折し、人工関節置換術を受けられました。その後も歩行や立ち座り動作に支障をきたし、外回りの業務を続けることが困難になったため、時短勤務の内勤業務へ変更を余儀なくされました。
そんな依頼者様の状況を心配された友人の方が、過去に当事務所に依頼いただいており、当事務所を紹介いただき、お任せいただくこととなりました。
対応内容
依頼者様のお怪我の状況から、後遺障害について、等級の認定が見込まれました。
そのため、症状について適切に診断いただけるように、弁護士と後遺障害専門スタッフが連携し、後遺障害診断書作成のための診察に後遺障害専門スタッフが同行しました。
診断書に症状を正確に記載いただくことで、依頼者様が適正な後遺障害等級認定を得られるよう、徹底的にサポートいたしました。
成果
申請の結果、股関節の機能障害が認められ、無事に後遺障害等級10級が認定されました。
また、相手方保険会社との賠償交渉においても、お怪我の影響で家事や仕事に支障が出ている点を主張し、主婦としての休業損害や将来的な逸失利益が認められました。
また、慰謝料についても、裁判基準の金額を根拠を進め、当初の請求に近い金額の賠償金を獲得することができました。