解決事例82
下肢の3大関節中の1関節の機能に著しい障害を残すものに該当し10級11号に該当となった例
事故態様① | 自転車対車 |
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事故態様② | 接触 |
事例の特徴 | 示談交渉 |
争点 | 後遺障害慰謝料 |
属性 | 栃木県・40代女性・自営業 |
症例・受傷部位 | 脚・足 |
後遺障害等級・死亡事故 | 10級11号 |
保険会社名 | あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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2917万円 |
交通事故の状況
被害者様は、自転車で出勤中に青信号の横断歩道を直進していたところ、左折してきたトラックに衝突され、巻き込まれる事故に遭いました。転倒して全身を強打したため、救急搬送されました。検査の結果、複数箇所を骨折する重傷で、入院することになりました。
ご依頼内容
ご夫婦で店を営んでいる被害者様は、毎日、品出しなどの肉体労働をされていました。しかし事故後、怪我の痛みで身体を自由に動かせなくなり、ご家族の助けを借りて、ようやく店を開けられている状態でした。
対応内容
担当弁護士は、お怪我の状況を見て後遺障害の申請が必要だと考えました。
当事務所の後遺障害専門スタッフが病院へ同行し、診断書の作成をサポート。しかし、初めての申請は残念ながら非該当という結果に終わってしまいました。
怪我の深刻さが適正に評価されていないと判断したため、異議申し立てをし、再審査を求めました。その際、足の写真や意見書など、被害者様の怪我の状況をより正確に伝えるための追加資料を提出しました。
成果
後遺障害の異議申立てが認められ、右足関節の機能障害について10級が認定されました。その結果をもとに、相手方保険会社への賠償金請求を進めました。
粘り強い交渉の結果、被害者様が仕事や家事への影響から生じた休業損害や逸失利益が認められました。
さらに、慰謝料については、裁判基準に基づいた高い金額で弁護士が交渉を進め、ご要望に沿った賠償金を獲得し、示談に至りました。
今回のご依頼により、被害者様の症状が正当に評価され、後遺障害が認定されただけでなく、本来得られるべき賠償金を受け取ることができ、被害者様の利益をしっかりと守ることができました。