解決事例74
バイクツーリング中に転倒し骨折。後遺障害11級認定後、異議申立てにより9級が認められた事例
事故態様① | 単車対車 |
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事故態様② | 出会い頭衝突 |
事例の特徴 | 示談交渉 | 争点 | 逸失利益 |
属性 | 栃木県・30代女性・会社員 |
症例・受傷部位 | 左脛骨高原骨折、左環指末節骨骨折、左小指中節骨骨折、左母趾末節骨骨折、左環指PIP脱臼骨折 |
後遺障害等級・死亡事故 | 9級 |
保険会社名 | 損害保険ジャパン株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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7145万円 |
交通事故の状況
依頼者様が休日に友人とのツーリングを楽しんでいたところ、突然交差点から飛び出してきた車に気づき、とっさにブレーキをかけました。タイヤにロックがかかり反動で転倒、勢いで相手方の車に向かって滑り込みながら衝突してしまいました。救急搬送され、脚や指を数ヶ所骨折したことがわかり、入院を余儀なくされてしまいました。
ご依頼内容
依頼者様は、大切にしていたバイクが壊れたこと、お怪我による後遺障害などの心配が大きい状況であったため、相手方保険会社との話し合いに不安を感じておられました。今回、納得が出来る結果となるよう専門家を頼りたいとの思いで、当事務所にご依頼をいただきました。
対応内容
まず、バイクや携行品を含めた物損について、損害状況や修理可否を確認し、担当弁護士が交渉を行いました。
お怪我については、複数の部位で骨折をされており、退院後も通院を継続していたことから後遺障害の認定が見込まれました。
そのため、担当弁護士に加え、当事務所の後遺障害専門スタッフも携わり、お怪我の経緯や症状などを漏れなく後遺障害診断書に記載いただけるよう、サポートいたしました。
また、依頼者様から専門的な見解についてご質問をいただいた際には、弁護士から今後の見通しなどについても分かりやすいように説明し、少しでもご安心いただけるよう努めました。
成果
物損については、携行品損害を含め相手方保険会社へ交渉し、受任後、スピード感を持って示談をすることが出来ました。
お怪我については、後遺障害申請を行い、申請の結果、当初11級が認定されましたが、骨折やその他の症状を踏まえると、より上位の等級認定が見込まれると担当弁護士は考えました。そこで、異議申立ての申請を行った結果、無事に併合第9級が認定されました。
さらに、後遺障害の認定結果を踏まえ、相手方保険会社に対し賠償金を請求しました。粘り強い交渉の結果、慰謝料のほか、約5733万円の逸失利益も認められ、依頼者様がご満足いただける金額を獲得し、解決することができました。