解決事例48
骨折後の疼痛で後遺障害14級が認定され、示談交渉において賠償額が増額した事例
事故態様① | 歩行者対車 |
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事故態様② | 接触 |
事例の特徴 | 示談交渉 | 争点 | 休業損害 |
属性 | 栃木県・50代女性・会社員 |
症例・受傷部位 | 左太腿 |
後遺障害等級・死亡事故 | 14級 |
保険会社名 | 三井住友海上火災保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | あり |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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584万円 |
交通事故の状況
被害者様のご勤務先の駐車場内で歩いていたところ、相手方車両が空いた駐車スペースの間を通って抜け出し、被害者様に衝突させ、被害者様はそのまま飛ばされてしまいました。
ご依頼内容
ご入院中に被害者様からお問い合わせいただき、一度お電話でご相談しました。
今後の復職、治療費の対応や後遺障害について被害者様は大変不安に感じられておられ、退院された後、改めてご来所いただき、当事務所へご依頼いただきました。
対応内容
ご依頼後は、早期に相手方保険会社との間に入り、被害者様は入院していた初診の病院とは別の病院へ転院を希望されており、相手方保険会社と交渉を行い、本件事故の賠償として対応いただけました。
本件事故から約半年後、被害者様は症状固定とするご意向だったため、退院後も治療経過を定期的に診てもらっていた初診の病院へ当事務所のスタッフが被害者様と同行させていただき、初診の医師にも治療経過を伺い、その後、転院後の医師に後遺障害診断書を記入いただきました。
当事務所にて後遺障害申請を行ったところ、骨折部の骨癒合の経過は良好だが、治療経過等をみて後遺障害14級とする旨の認定がなされました。
認定された後遺障害14級を基準に、賠償額を算定し、相手方保険会社との交渉を行いました。
休業損害について、被害者様は会社員の方ですが、主に家事を行っていたため、主婦休損として請求しました。
成果
何度も相手方保険会社と交渉を重ねた結果、傷害・後遺障害慰謝料ともに訴訟した場合とほぼ同水準の額が認定され、休業損害についても主婦休損での総治療期間全期間で認定されました。
骨折部の癒合の経過は良好でしたが、お痛み自体は残存していた中で、後遺障害14級と認定され、大幅に賠償額が増額でき、大変ご納得いただける解決となりました。