解決事例47
後遺障害併合9級に該当し、示談交渉にて請求額とほぼ同額で解決した事例
事故態様① | 単車対車 |
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事故態様② | その他の事故 |
事例の特徴 | 示談交渉 | 争点 | 逸失利益 |
属性 | 栃木県・40代男性・会社員 |
症例・受傷部位 | 左膝 |
後遺障害等級・死亡事故 | 併合9級 |
保険会社名 | 共栄火災海上保険株式会社 |
弁護士費用特約あり・なし | なし |
保険会社提示額 | 最終示談金額 | 増加額 |
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3067万円 |
交通事故の状況
被害者様が原動機付自転車で直線道路を直進中、対向車線を走行していた相手方車両が被害者様に気づかぬまま、路外の店舗の駐車場に入ろうと右折をし、衝突させました。
ご依頼内容
被害者様は当時ご入院されており、奥様からご相談を受け付け、奥様が当事務所に来所されました。
被害者様はいつ退院されるか決まっておらず、奥様は被害者様の付き添い、ご家庭のことや相手方保険会社との連絡についてご負担に感じられており、当事務所へご依頼いただきました。
対応内容
ご依頼後、早期に相手方保険会社との間に入り、被害者様には引き続き治療に専念いただきました。
本件事故から約1年半後、医師から症状固定の話があり、病院へ当事務所のスタッフが被害者様と同行させていただき、後遺障害診断書を記入いただきました。
当事務所にて後遺障害の申請手続きを行ったところ、左脛骨高原骨折に伴う左膝関節の機能障害として後遺障害10級11号、変形障害として後遺障害12級8号に該当し、併合9級との結果が下りました。
後遺障害の認定結果を基準に賠償額を算定し、相手方保険会社と示談交渉を行いました。
成果
何度も相手方保険会社と交渉を重ねた結果、請求額とほぼ同額が認定され、主に逸失利益について、後遺障害9級の労働能力喪失率35%と労働能力喪失期間は症状固定時年齢から67歳までの全期間が認定され、多くの賠償金を勝ち取ることができました。
本件は訴外での交渉でしたが、訴訟した場合と遜色ない金額で示談でき、被害者様にもご納得いただける解決となりました。